キングダム

キングダムのあらすじを簡単にまとめ!史実でのストーリーを徹底解説!

キングダムのあらすじを簡単にまとめ!史実でのストーリーを徹底解説!
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ここでは、キングダムのあらすじを簡単にまとめ!史実でのストーリーを徹底解説!を、お伝えしていきます。

大人気マンガであるキングダム。

発行部数も伸びており、アニメ・映画・キングダム展などの公開も次々とされていることから、注目度の高さが伺えますね。

そんなキングダムの人気の1つは、史実を元にオリジナルストーリーが描かれ、読者が面白くなる様に編集されているからではないでしょうか?

歴史の大筋は壊さずに、中華統一までのストーリーを知る事ができるのもキングダムの特徴ではないでしょうか。

そして読者の皆さんは、キングダムの内容を少しでも早く知りたいと少なからず思っている事でしょう。

ここでは、キングダムでのあらすじを簡単にまとめたものと、史実での中華統一までの事柄を時系列にまとめてみました。

よって、キングダムの大筋の流れが分かることから、漫画の公開を楽しみにしている方は読まない事をお勧めします。

史実の大事な事柄びついては、作者は世界観を残して漫画化しておりますので、そこまで話を変えて描くことはないと考えています。

オリジナルキャラクターも多く出てきていますので、キングダムをより詳しく知れば、面白さの幅も広がる事でしょう。

さっそくです、キングダムのあらすじを簡単にまとめ!史実でのストーリーを徹底解説!を、ご覧ください。

 

キングダムのあらすじを簡単にまとめ!

ここでは、現在連載されているキングダムのあらすじについて簡単にまとめています。

後ほど、お伝えする史実と照らし合わせて頂くと、キングダムの流れが分かって頂けるかと思います。

 

キングダムのはじまり

紀元前の中華。

500年の春秋戦国時代末期にある中華西方の秦国で、奴隷同然の生活していた信と漂は、武功で名をあげるべく日夜剣術の修行に励んでいた。

そんなある日、王宮に使える昌文君に政と瓜二つの容姿を見込まれ、漂は影武者として王宮に召し抱えられる。

 

王弟反乱

漂は影武者として王宮に仕えていたが、王の実弟によるクーデターが勃発し、巻き込まれることに。

漂は死ぬ間際に、信に国卑村へ向かう様に願い託される。

そこで、そして秦王である政と信は出会い、また河了貂とも仲間になります。

そして、戦力の穴埋めをする為に、山の民・楊端和を同盟を結び咸陽に王座奪還へと向かいます。

山の民と手を組み、王都を奇襲する信が活躍します。

多くの兵士たちが重傷を負いながらも、クーデターを鎮圧し、政は王座を取り戻しました。

信も功績が認められ、家を与えられ、下僕の身分から解放されることになりました。

 

蛇甘平原編

信は河了貂と共に暮らしながら、魏との戦に歩兵として参加します。

信が所属する「伍」には、謎の人物・羌瘣がいて信は不安を感じます。

そんな中、かつて王都奪還編で共に行動した千人将・壁と再会した信は、戦いに身を投じます。

信は圧倒的な力で敵兵を倒しますが、魏自慢の戦車隊に苦戦を強いられます。

しかし、羌瘣が提案した「死体を盾にする」策で状況を打開します。

千人将は、信を連れて魏の副官のもとに忍び寄ります。

そして、自身の命と引き換えに副官を討つため、信が武功をあげる事になります。信が初めて参加した対魏攻防戦は、激戦となりました。

両軍の大将が一騎討ちを行い、激しい攻防が続きましたが、最終的には秦の将軍・麃公が勝利しました。

戦いは秦の勝利に終わり、信は初陣を経験しました。

 

暗殺者襲来

ある夜、王宮内に政の命を狙う刺客の集団が侵入する事に。

密命を受け暗殺者から政を護るため王宮内に潜入した信。暗殺者集団との激闘を繰り広げる中、信の前に立ちはだかったのは、かつて共に戦った羌瘣だった。

 

馬陽防衛編

信は、秦国を操る巨頭・呂不韋の真の力を知り、自らの力不足を痛感します。

そこで、王騎将軍の課した特訓に身を投じ、更なる進化を目指す決意を固めます。

一方、秦国は領土拡大のため、隣国の韓を攻め込みます。

しかし、その隙をつかれて隣国の趙が侵攻してきたことで、秦国は危機に陥ります。

そこで、王騎を総大将とする軍を興して、趙との戦いに臨むことになりました。

趙との戦いで秦国は苦戦を強いられ、総大将となった王騎将軍は不穏な気配を感じます。

一方、百人将となった信は「飛信隊」を率いて敵将の首を取る任務を果たし、敵将・馮忌を討ち取りました。

しかし、秦軍の野営地で突如、趙の三大天の1人・龐煖が襲撃してきます。

戦いに敗れた信の代わりに、羌瘣が奮闘しましたが、龐煖は強敵でした。

援軍が到着し、信も一太刀浴びせることができましたが、大きなダメージを受けて気を失ってしまいました。

一方、王騎将軍は、策略にハメられてしまい味方の弓の援護もあり、龐煖が王騎を討ち取ります。

死ぬ間際に、王騎は信に自分の矛を譲り渡します。

 

秦趙同盟

秦と趙の攻防戦から1年後、呂不韋が丞相として権力を握り、趙国三大天・李牧が咸陽を訪れることになります。

王騎を討たれた事で秦は、リボクの訪問を良くは思っていません。

どちらかと言えば、自陣でリボクを殺してしまいそうな殺気が漂っています。

秦と趙の間で同盟が結ばれることになりました。

この同盟により、秦は趙に対する警戒を解くことができました。

それに伴い、秦は魏への攻略戦に乗り出すことになりました。

 

山陽攻略編

1年が経った後、信は三百人将にまで昇進し、飛信隊はその名を全土に轟かせるようになっていました。

蒙驁将軍が総大将となったこの戦には、王賁将軍率いる「玉鳳隊」や、蒙恬将軍率いる「楽華隊」など、信と同年代の三百人将も参加していました。

3人は互いに競い合うように、武功を上げていきます。

山陽攻略戦は、信達が敵将・輪虎と何度も激突しながらも苦戦を強いられていました。

魏軍側には、元趙三大天の廉頗がいました。

廉頗が戦場に現れたのは、蒙驁と戦いたかったからです。

また。副将である桓騎と王翦も登場し、蒙驁はこの有数な2人の副将を束ねていました。

何度も殺されそうになった信は、わずかな気迫の差で輪虎を討ち取ります。

しかし、蒙驁将軍は廉頗に一騎打ちに持ち込まれ、片腕を落としてしまう蒙驁。

絶体絶命かに思えた秦軍でしたが、魏軍の本陣から落とされた合図の狼煙が上がり、桓騎が総大将を討ち取っていたのでした。

こうして秦は山陽での勝利を収めます。

 

軍師・河了貂

数々の戦で武功を挙げた信は、正式に千人将へと昇格します。

しかし、戦術の要であった副長・羌瘣が敵討ちに一旦飛信隊から離れた後、飛信隊は連戦連敗を喫してしまい降格の噂も出るまでに。

その大ピンチを救う為に現れたのが、軍師学校へ学びに行っていた河了貂でした。

初戦で、見事な戦術を見せ、飛信隊の軍師として入る事になります。

 

合従軍編

秦の台頭を恐れた他国は、李牧によって集められた「趙」「魏」「楚」「燕」「韓」「斉」の6カ国が合従軍となり、秦に攻め込んできます。

かつてない亡国の危機に陥った秦は、国内の名だたる将軍を結集させ、全戦力をもって総力戦で立ち向かうことに。

決戦の地は、歴史上一度も抜かれたことがない王都を函谷関。

戦いは、麃公将軍が龐煖に討たれてしまいます。

政は秦国を守る為に、蕞の住民と共に戦うことです。

そこに信も合流し、蕞の住民は李牧率いる軍との防衛戦を繰り広げます。

しかし、なんとか防衛をしていましたが、7日目にして遂に門を破られてしまいます。

諦めモードの秦の兵には涙が・・そこなんと山の民が現れ、蕞を囲ってた敵兵を倒していきます。

援軍が間に合った秦は合従軍の撃退に成功しますが、龐煖と対峙する信。

信は王騎と麃公を討った龐煖には、自分が戦わなくてはと感じていました。

結果、信は龐煖に深傷を与え、退かせる事に成功します。

 

王弟謀反

信は三千人将に昇格し、羌瘣も飛信隊に復帰しました。

しかし、秦国は内政においても権力闘争が再燃しており、政の宿敵である呂不韋が、政権の最大勢力となっていた王弟成蟜に狙いを定めていました。

王弟成蟜は呂不韋の策略にハマり、内戦を繰り広げた末に屯留で命を落としてしまいます。

 

著雍攻略編

秦の中華統一の要所、魏の国境・著擁を陥落すべく激戦を展開する騰軍に招集された飛信隊は、同じく援軍の玉鳳隊・王賁の戦略の元に魏軍と戦闘開始します。

だが、魏軍には死んだはずの三人の大将軍である、霊凰・凱孟・紫伯が登場します。

河了貂が人質になるシーンもありますが、王賁が紫伯、信が霊凰を討ちとり、3軍同時攻撃が成功し秦軍の勝利が確定します。

 

嫪毐の乱

政は秦の大王となる「加冠の儀」が行われる事になりますが、呂不韋がそのタイミングで策略を実行します。

権力争いに揺らぐ秦国で、第三勢力の太后が突如、秦国の太原一帯を毒国とすると宣言します。

しかし、呂不韋が何か仕掛けてくると読んでいた政が鎮圧軍を準備していたので、嫪毐の乱が鎮まります。

そして、昌平君が呂不韋を裏切り、政側についた事も大きく、政は信の実権を握る事になります。

 

黒羊攻防編

信はついに5千人将に昇進し、将軍になるためにあと一歩の地位まで上り詰めます。

政もまた、長年にわたる呂不韋との権力闘争に勝利し、秦の大王として即位した。

そして、信と政は中華統一に乗り出すことを改めて宣言しました。

初めての大きな戦いである趙との戦いにおいて、飛信隊は桓騎率いる主力軍に合流しましたが、桓騎軍の戦い方を目の当たりに、自分との力の差を感じつつも、卑劣なやり方には賛同しません。

敵将を討ち取った信ですが、一般市民を虐殺した桓騎兵を切った為、武功は相殺されるはめに・・信の真っ直ぐな心が伝わります。

 

斎の降伏宣言

政の中華統一の熱い想いを知った斎王・王建。

斎は秦の戦いに一切関与しないと表明した事で、事実上の一国が落ちることになります。

その後、政と李牧と対面するシーンがあり七国同盟を断り、中華統一を示唆します。

よって、宣戦布告した形になります。

 

鄴攻略編

昌平君は、政の目標である中華統一が15年では不可能だと考え、李牧を出し抜くために趙国の王都・邯鄲のすぐそばに位置する「鄴」を狙う奇策を提案しました。

そこで秦は、総大将の王翦を含めた3人の将軍を選抜した3軍連合軍で、鄴へ進軍しました。

連合軍は趙の国門である列尾に到着し、たった1日で列尾を落とします。

しかしこの弱すぎる国門を李牧の策略だと気付いた王翦は、鄴とは無関係の吾多に攻め入りました。

大将軍の王翦は次々と鄴の周囲の城を落とし、李牧の行動を理解できない李牧と連合軍のメンバーたちは混乱しました。

しかし、すでに複数の城を落とした後、李牧は気付きました。

王翦は周りの城を落とし住人を鄴に集めることで、自身も李牧に兵糧攻めを仕掛けていたのです。

これにより、李牧の作戦は王翦によって破られ、連合軍は鄴の攻略に成功しました。

 

信VS龐煖の結末・羌瘣の禁術

龐煖によって羌瘣をボロボロにされた信。

信は怒り、龐煖と一騎討ちとなります。

信は王騎将軍、麃公将軍、殺された仲間の想いを背負い、遂に信は王騎将軍の矛で龐煖の身体を斬り裂きました。

龐煖との死闘で、燃え尽きてしまった信は心肺停止状態になります。

そんな信を救ったのは羌瘣です。

羌族に伝わる禁術の力によって信は蘇りましたが、羌瘣の命は減ってしまい、また身体的な負担を負ってしまいます。

 

秦趙大戦編

朱海平原での戦いで 若き将達の底力が試されることに。

趙軍総大将・李牧と相対する王翦軍。玉鳳隊、飛信隊、楽華隊が活躍します。

趙軍の藺家十傑筆頭の尭雲との一騎打ちで苦戦する信でしたが、尭雲の実力を認めさせるほどの戦いを繰り広げます。

また、信は敵将の岳嬰を討ち取るよう命令されます。

岳嬰は信に鬼気迫る勢いで襲いかかりますが、信は一刀両断して岳嬰を倒しました。

その勝利は、信が持つ強い心と鋭い剣技の証となったのです。

 

六将制度復活

政は六将制度の復活を大々的に発表します。

選ばれた将軍は「蒙武」「騰」「王翦」「楊端和」「桓騎」の5人です。

政は6席目を「空席」とした上で、黄金の六翼を持つ天の使いの像を掲げました。

この事によって、秦は列国に対し、中華統一の目標に向けて本格的に動き出す事を示します。

 

桓騎の十万人斬首

桓騎軍の雷土は敵将の息子を惨殺しますが、油断から生け捕られてしまい、扈輒の元に連れて行かれてしまいます。

実は桓騎は本隊を別の場所に隠し、扈輒を孤立させます。

そして、桓騎は敵本陣に奇襲を掛け、扈輒を討ち取って勝利を収めました。

捕虜にされた雷土は、桓騎の作戦を知っていたために拷問を受け、バラバラにされてしまいました。

これに対して、桓騎は報復として敵兵十万人を虐殺しました。

これを知った政は激怒し、自ら前線に赴きます。政は、桓騎に対して処刑を命じますが、桓騎は自分が信じているものを守るために、政と口論を繰り広げました。

最終的に、政は状況を見て桓騎を許すことを決めました。

 

宜安攻防編

リボク率いる趙軍は、宜安の要所を守る秦軍を攻撃します。

王翦軍は赤麗城に到着し、城内に入るために激しい戦いを繰り広げます。

しかし、趙軍は桓騎に受けた恨みを王翦軍にぶつけて苦戦を強いられます。

そして宜安の戦いでは、李牧の半年間もかかった罠で、趙軍31万VS秦軍14万人で、開戦します。

桓騎は時間稼ぎをし、李牧の包囲網から脱出に成功します。

その後、桓騎は肥下で奇襲をかけ、李牧を追い詰めますが兵力の差が大きく、桓騎は討たれてしまいます。

六大将軍の桓騎がなくなった事で、秦国は中華統一に向けて対応策を打ち立てなければいけなくなりました。

 

韓攻略戦編

現在最新話

 

史実でのストーリーを徹底解説!

ここでは、キングダムの今後の展開を知りたい方への内容になります。

オリジナルストーリーが追加で描かれるかとは思いますが、史実での流れを知る事で、キングダムの展開が予想できるかと考えています。

また、滅びた国を順番に紹介しますので、そちらもご覧下さい。

年号 内容
247 政が秦王即位
246 蒙驁・王齮・麃公が将軍に任じられる
246 蒙驁が晋陽の反乱を制圧
245 趙の廉頗が魏に亡命する
244 麃公が韓を攻める
244 蒙驁が韓の13城を取る。
244 王齮が死去
243 魏の安釐王死去
243 リボクが悼襄王の命により、燕を攻め、武遂や方城に侵攻
242 蒙驁が魏の20城を落とし東郡を設置
242 龐煖が燕を攻め、旧友の劇辛を敗死させ2万の捕虜を得る
241 秦が魏の朝歌を奪う
241 秦が函谷関にて五カ国連合軍を撃退
241 龐煖、魏、楚、趙、燕の兵を率いて秦の蕞を攻めるも落とせず、反転して斉に侵攻し、饒安を取る
240 蒙驁が死去
240 秦が魏の汲を奪う
239 成蟜の乱
238 ロウアイの乱・呂不韋失脚
238 楊端和が魏の衍氏を攻める。
238 楚の考烈王死去。春申君、李園に暗殺される。
237 斉と趙が秦に来朝し、酒宴を開く
237 秦王政、大后を再び咸陽に住まわせる
237 李斯、他国人追放令(逐客令)を撤回させる
236 趙、龐煖に燕を攻めさせる
236 王翦・桓齮、楊端和ともに趙を攻め、鄴、閼与などを落とす。
236 趙の悼襄王死去
235 呂不韋自害
234 桓齮、趙を攻め、扈輒を敗死させ、敵兵10万を斬首
233 韓非子入秦
233 リボク、秦の侵攻を撃退、桓齮を敗走させる(肥下の戦い)。
232 リボク、秦の王翦の侵攻を撃退し、韓と魏の領土を回復(番吾の戦い)
231 騰、韓から秦に割譲された南陽の郡守となる
231 趙で地震が発生
230 趙に飢饉が発生
230 騰、10万の兵で韓を平定。韓滅亡
229 王翦、羌瘣、楊端和、趙の井陘を制圧。
229 王翦の策謀により李牧、司馬尚、更迭。李牧処刑される
229 楊端和、河内の兵を率いて趙の首都である邯鄲を囲む。
228 秦王政の大后死去
228 魏の景ビン王死去
228 王翦、羌瘣、趙を平定。趙滅亡
228 羌瘣、燕攻撃のため中山に駐屯
228 楚の考烈王の庶子、負芻が楚の王位につき、李園の一族は誅される
227 燕、荊軻を刺客に送るが秦王暗殺失敗
227 王翦が燕を攻め、燕と代(趙の残党)の連合軍を打ち破る
226 昌文君が死去
226 韓の旧都で反乱が起こるも鎮圧。旧韓王討たれる。
226 王翦が燕の都を制圧、李信、燕の太子丹を討ち取る
225 王賁が楚の北部を平定した後、北上して魏を攻め大梁を水攻め。魏を平定。魏滅亡
225 李信が蒙恬とともに20万の兵を率い、楚を攻めるが項燕により大敗
224 王翦が李信に変わって60万の大軍で楚を攻める
223 王翦が蒙武と楚を攻め、楚王となった昌平君を討ち、項燕を敗死させる
222 王翦と蒙武、楚を平定。楚滅亡
222 王賁、李信とともに燕を平定。燕滅亡。趙の残党である代も滅ぼされる。
221 王賁、李信、蒙恬、斉を平定、斉滅亡秦、天下統一

 

韓の滅亡

韓を滅亡させたのは騰です。

騰の兵力は10万、対する韓の兵力は全戦力で10万で、1軍の規模ほどの戦力しかありませんでした。

首都新鄭を早々に陥落させたことにより韓王安は降伏します。

ここに韓は173年の歴史で落ちる事になります。

 

趙の滅亡

2カ国目に滅ぼされるのは、秦の大敵である李牧のいる趙です。

趙を滅亡させたのは王翦で、邯鄲が攻め落とされました。

李牧を正統法で勝てないと考えた王翦は、趙にスパイを送り込みます。

謀略で買収されたのは趙国の重臣郭開は、趙王の幽繆王に李牧の謀反を伝えます。

怒った幽繆王はなんと、李牧を誅殺してしまうのです。

それだけでは終わらず、司馬尚をも更迭してしまった幽繆王は最低な王だと言えるでしょう。

そして、幽繆王も秦軍を迎え撃ったものの首都邯鄲は陥落し幽繆王は捕虜となり、趙は滅亡する事になります。

 

③魏の滅亡

魏を滅ぼしたのは、王賁です。

槍術の名手として、主人公の信のライバルです。

都に立てこもる魏軍に対して行った作戦とは「水攻め」で、王賁が60万の兵を擁して止めの戦いに出陣します。

近場を流れる黄河の水路を利用して、籠城する魏軍を追い詰めたのです。

魏は王都大梁の水攻めに3ヶ月もの間耐えましたが、魏王假は降伏し魏は滅亡したのです。

 

④楚の滅亡

楚の制圧は、秦国に取って用意ではなく、大きな犠牲を出してしまいます。

政は楚を攻略する兵力を諮問します。

信は20万人も有れば充分だと言い、王翦は60万人必要だと答えました。

政は王翦が老いたかと思い、信に20万の兵を与え出陣させます。

信と副将に蒙恬入り、2手に軍を分け最初は順調に突き進みます。

しかし、城父で2つの軍が合流する。と、見ていた楚の名将項燕は待ち伏せして奇襲を行います。

この城父の戦いで、7人もの武将を失うと言う大敗を喫してしまいます。

そこで翌年、政は王翦と蒙武に60万人に兵を与え楚を攻めるように命令します。

楚王:負芻を捕虜にし終焉したかのように思われましたが、楚へ寝返った昌平君が楚王として立ちますが、蒙武の前に命を落とし、ここに大国楚も滅亡します

 

⑤燕の滅亡

弱小国の燕。

燕は武力では到底勝つ事ができない兵力差があり、そこで燕太子丹は秦王嬴政の暗殺計画を企てるのです。

しかし結果は暗殺失敗、政の逆鱗に触れることとなり、王翦と李信に進軍させます。

信は逃げ惑う燕王とその息子、趙の代王を東の果てまで追い詰めます。

身に危険を悟った燕国王は、息子が暗殺の首謀者だといいその首を差し出して延命しました。

しかし、それでは召集が付かず、再び秦国に攻められ滅亡します。

 

⑥斉の滅亡

最後の一国は、なんと斉でした。

合従軍侵攻の際に、離脱した斉国は最後まで生き残りました。

降伏宣言をしていたので、戦わずに合併するのではないかと考えられていましたが、他国の滅亡していくのを見て、秦国の侵攻を恐れた田建は秦との国境に全兵力を集結さます。

王賁、李信、蒙恬が斉に攻め込み、斉王田建は抵抗することなく捕虜となり、斉国は滅亡しました。

秦国の中華統一が叶い、統一王朝の秦朝が立ち上がりました。

 

まとめ

キングダムのあらすじを簡単にまとめ!史実でのストーリーを徹底解説!はいかがでしたか?

キングダムでは、まだ一国の滅亡もされていないことから、史実を元に調査及び考察を進めさせて頂きました。

キングダムの物語に登場する将軍たちの活躍には、実際の中華統一に武功のあった将軍との違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

また、主人公の信が対楚攻略で失敗して罰せられなかったことから、信が特別視されていたのかと考えられます。

そして、キングダムも史実に近い順番で中華統一がなされていくと思われます。

できるだけ、史実の世界観や事実をねじ曲げる事なく、面白い作品になると思っていますが、展開は作者のみ知るところですね。

読者の方は、この史実の流れを知ってネタバレになるかも知れませんが、作者がどう面白く仕上げていくのかいう楽しみ方もできるかと思います。

戦国時代の七国を滅亡順に調査すると、秦が最後に滅亡したため、キングダムでも秦が最後に滅ぶと予想されます。

また、物語が進めば追加・修正を行いますので、キングダムの状況を見て、見直して見てください。

キングダムのあらすじを簡単にまとめ!史実でのストーリーを徹底解説!を、最後までみて頂きありがとうございます。